練習日誌- F.クープラン「葦」の転調が美しい
金子勝子/瞬発力のメトード 12の短調で(使用楽譜)
ヴェルド/ピアノのテクニック 親指のくぐらせ 第2番(使用楽譜)
ハノン/スケールとアルペジオ ロ短調(使用楽譜)
モーツァルト/ピアノソナタ ト長調 K.V.283 第3楽章(使用楽譜)
クープラン/クラヴサン曲集 第13組曲より「葦」(使用楽譜)
夜10時スタート。
クープランの「葦」、時間をかけて第二節の和声(コード進行)をじっくり見てみる。この第二節は、転調が続いて、切なくはっとするほど美しい箇所。特に、転回した和音が続き、中間色の淡い水彩画のよう。淡い色合いの絵に、別の色がにじむように転調していく。
この微妙な中間色の変化をどう表現するかが、モダンピアノで弾く際のポイントだろう。しかし、本当に美しい曲だなぁ。
ディスカッション
コメント一覧
この曲、その昔、D級だったかのバロックの課題曲になった年があったのですが、金子勝子先生のところの門下生さんで(今はもしかしたら海外にいらっしゃるかも?)とっても美しく弾かれていて私は本当に感激したのですが・・・その音源がPTNAに出てたんですけど、審査のライブで古いものは順次消えてしまうので、今は残っておらず残念です。
茜さん、なんと、うちの門下でそんな演奏をされる人がいたとは。ちょっと師匠にたずねてみます。情報、ありがとうございます。