レッスン備忘録「上腕の脱力が課題」
先週18日(木)、師匠のレッスンの備忘録です。
この日も、一時間みっちりバッハのトッカータをやった。
そして、今日もいつも通り、出だしの序奏の数小節でダメだしを受ける。嗚呼‥‥。
この曲は序奏が命。しかも序奏の第一小節で、ほとんど決まってしまうといっていい。ベテランのピアノの先生ならこの一小節を聴いて、演奏者の力を判断するんだろうな。
師匠が近づいてきて、上腕をトントンと押された。「ホラ、こんな力が入っているわよ」と。
で、師匠はイスに座ってピアノを弾きながら「上腕を押してみて」とおっしゃる。恐る恐る上腕を指先で押してみると、プランプランと上腕が揺れるのだ。確かに力が抜けている。
私、人に比べると体が硬い方だと思う。子供の頃、立位体前屈って超苦手だった。余計なところに力が入るので、夜に30分もピアノを弾くと肩が凝ったりする。指の脱力も課題だけど、腕の脱力、肩の脱力も課題なんだろうな。
先生は「上腕で弾くつもりで、意識して」と。
うーむ、上腕ですか。上腕、上腕‥‥。上腕を意識すると、確かにちょっと軽くなった気がするけれど。
「うさぎさん、音はとてもキレイなんだけど、上腕がに力が入っているから音が硬くなるのよね。上腕を使って音が出せるようになると、もっと音が伸びていくわよ」と師匠。
確かにホールで録音した音を聴いても、何だか音が硬いんだよな。
なんて感じで、この日の一時間のレッスンは上腕の脱力で終始した。
先生いわく「トッカータ、もう一息ね」と。頑張ります。
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