映画『ホビット 思いがけない冒険』の感想
息子のリクエストで
映画『ホビット 思いがけない冒険』へ。彼は『ロード・オブ・ザ・リング』の大ファンで、続編のこの映画を楽しみにしていた。観終わって、息子は大変満足していたが、私はの感想は‥‥
「また、やるの? 三部作」
だった。
『ホビット』は、この後2013年12月に第二部、2014年7月に第三部が公開される予定。全体の構造としては、『スター・ウォーズ』シリーズに似ている。エピソード4~6が『ロード・オブ・ザ・リング』にあたり、エピソード1~3が『ホビット』になる。
物語は、『ロード・オブ・ザ・リング』の第一部「旅の仲間」の最初のシーンと同じ日から始まる。『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公、フロド・バギンズの養父、ビルボ・バギンズの若き日の旅の回想がテーマ。
ところが、ストーリー構成は『ロード・オブ・ザ・リング』とほぼ同じ。登場人物も多くがかぶる。
● 思いがけないきっかけで仲間と旅をする。
● 最初は信じあえなかった仲間が、困難を越えて結束
● 魔法使い・ガンダルフが重要な役割を果たす
● 圧倒的な強さを持つ敵
● 壮大な「中つ国」の大地 等
ロール・プレイング・ゲーム的な展開が好きな人には楽しめるかもしれないが、私には二匹目のドジョウにしか思えなかった。
ただ、『ロード・オブ・ザ・リング』でドワーフ族のギムリが、エルフ族に対して常に猜疑心を持っていた理由が明かされている。『ロード・オブ・ザ・リング』の謎解きの楽しさはありそう。
五つ星評価で星二つ☆☆★★★。
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