ショパン「幻想ポロネーズ Op.61」by T.Poddubnaya
ロシアのピアニスト、Tamara Poddubnayaさんによる、ショパンの幻想ポロネーズ Op.61 変イ長調。ショパンの全曲の中で、一曲だけ残してすべて忘れないとダメなら、私、幻想ポロネーズを選びます(マズルカ第17番 Op.24-4 変ロ短調は、涙を飲んで次席)。この曲を聴くと、“諦念”という熟語を思い出します。大辞林によると“諦念”とは「道理を悟って迷わない心」。“諦念”に差す一筋の光でしょうか。
Tamara Poddubnayaさんの幻想ポロネーズは、リズムにメリハリがあり、かつダイナミック。なかなか魅力的ですね。ちなみに、手持ちのCDでマイベストは、ラストまで緻密に計算されたマウリツォ・ポリーニの演奏です。
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後半
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