キャロル・キング@東京国際フォーラムへ
今日は6時に仕事を終わらせてブルックリン(妄想はもういいって)、いや有楽町の東京国際フォーラムへ。TOKYOドームより、国際フォーラムの方がフォーマルな雰囲気で好きだ。でも、ココ、仕事のカンファレンスで来てばかりな気がする。
6時40分に国際フォーラムに到着。客層はビリー・ジョエルより10歳ばかり上、50歳前後が中心だろうか。アラフォーならぬアラフィフ。私がなんだか若造に見えるぞ。でも、上品なオトナの空気が漂い、いい感じ。あと、何だかダッフルコート着ている人が多い気が‥‥ま、キャロル・キングのライブに行くなら、アメリカントラッドですネ。という私も、本日はブルックスブラザーズのボタンダウンシャツにラルフローロンのジャケット、パンツはLIVE UNBUTTONED!リーバイス501であります。
さて、今回のライブ、WELCOME TO MY LIVING ROOM TOURというタイトルの通り、ステージの上には、グランドピアノとソファ、観葉植物、リビングライトが設置されていて、あたかもリビングルーム。ワクワクしつつ待っていると、特に前置きの演出もなく、突然舞台袖からキャロルが登場! いきなりピアノに座って歌いだしたものだから、びっくり。だって、いきなり生のキャロルの歌声ですよ。10代から憧れ続けた彼女の声が、目の前に響いたものだから、何だか耳たぶが赤くなってしまいました。クラシックでいうと、初めて生で聴くイツァーク・パールマンのバイオリンが、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲って感じでしょうかね。
で、一曲ごとに、ルディー・ゲスとガリィ・バー、二人のギタリスト、ベーシストが加わり、その後はシンプルなトリオでショーは進んでいきました。前半と後半の間に休憩時間もあって、ロビーでコーヒーも飲めました。ポップス&ロックで、こういう二部構成のコンサートも最近見たことないな。
Welcome to my living room、Sweet Seasons、It’s too late、Natural Woman、I feel the earth move‥‥と、もう名曲のオンパレードです。中でも一番、目頭にぐぐっと来たのが「Now And Forever」でした。素敵なメロディーと言葉に心をわしづかみにされました。
アンコールは、ま、予想はしていましたが、So Far AwayとYou’ve Got A Friendでした。もう「耳を凝らして」聴きました。キャロル・キング、今年で66歳(に見えないな)ですから、生で聴くのはこれが最後の機会かも。この歌声、脳裏に刻み付けて墓場まで持っていくもんね。
最後になりましたが、私も、私の両隣も「お一人さま」でした。休憩時間、ロビーでコーヒーを飲んでいても、「お一人様」ばかり目につきました。クラシックでもないのに、こんなに「お一人様」が多いコンサートって‥‥。
ベスト・ヒッツ・ライヴ~ウェルカム・トゥ・マイ・リヴィング・ルーム [DVD]
演奏/キャロル・キング
発売/ビクターエンタテインメント
映画『ユー・ガット・メール』の主題歌にもなった「エニワン・アット・オール」などのヒット曲を持つ人気女性シンガー、キャロル・キングのライブDVD。2004年に行なわれたアコースティック・ライヴ・ツアーの模様を収録する。(Amazonより)
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