発表会の最終リハーサル、師匠の評価は「惜しい!」
今夜は12月18日の発表会に向けての最終リハーサル。場所はミューザ川崎の市民交流室。ミューザ川崎は杉並公会堂と並んでしばしば出かけるホール。第二のホームグランド感がある。
https://www.kenbanusagi.com/21420.html
私のレッスンは21時すぎから20分間。最後の順番。19時半までオフィスで仕事をして、山手線と東海道線で移動。風が強くて寒かった。手が冷えてしまったので、早めにミューザ川崎に着いてよかった。
私の前二人はいずれも大人の生徒。一人はショパンの「スケルツォ 第2番」、一人は徳山美奈子の「ムジカ・ナラ」を演奏。二人ともキャラクターにお似合いの選曲だった。さすが最終リハーサルだけあり、完成度が高かった。
さて、私は下の二曲を演奏。
フランソワ・クープラン/クラヴサン曲集 第12組曲より「双生児」(使用楽譜)
ベートーヴェン/ピアノソナタ 第10番 ト長調 op.14-2 第1楽章(使用楽譜)
今日は先週のベーゼンドルファーでのリハーサルと違い、ピアノはスタインウェイ。何度も弾いているホールということもあり、落ち着いて演奏ができた。
実は、今日、仕事の根回しに失敗して、うんざり、がっかり、肩を落とした一日だった。集中力なく、どうもうまく弾けそうにないと思っていた。が、ところがどっこい。いざ、弾き始めて見ると、今までにないほどうまく弾けた気がする。
ベートーヴェンのソナタは、師匠・金子勝子先生いわく「惜しい!」。展開部の三連符で一か所外してしまった。そのほかは流暢に弾ききった。ソナタの1楽章をパーフェクトに弾くことのなんて難しいことよ。
クープランの「双生児」は左手のリズム感をしっかり出すこと。それから左のベースのラインを明瞭に。
「あとは本番まで部分練習をしっかり」と師匠。
昼間の仕事は散々だったけど、リハーサルでうまく弾けてちょっぴり気分が晴れた。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません