ボブ・ディランといえば『学生街の喫茶店』の僕デアル♪

2016年10月15日

ボブ・ディラン
ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したので、熟年のオヤジたちはここぞとばかりにボブ・ディランを語っている。

正直、ボブ・ディランの音楽は積極的に聴いてこなかった。ジョーン・バエズも聴いていない。同世代&同じ指向性を持つ洋楽シンガーでは、キャロル・キング、ジョン・レノン、ジョニ・ミッチェルは積極的に聴く。この違いってなんだろう? うーん、先入観として 、1960年代のダイレクトなプロテストソングのイメージが強いからだろう。そんな気がする。

とはいえ、ボブ・ディラン語りのブームに乗っかっておこう。

私が初めて彼の名を耳にしたのは、子供の頃にヒットしたガロの『学生街の喫茶店』だった。今でこそ、1970年代、長髪&ベルボトムのジーンズで歌う姿は、子供心にスタイリッシュに感じたのだ(今では、決して思わないけれど)。私はテレビの歌番組で覚えた『学生街の喫茶店』 をしょっちゅう鼻歌で歌っていた。

で、「学生でにぎやかな この店の 片隅で聞いていた ボブ・ディラン♪」というところを、「学生でにぎやかな この店の 片隅で聞いていた 僕デアル♪」という口ずさんでいたら、ある日、母親から「あんた、それ、ボブ・ディランや」と指摘された。これが、私の初めてのボブ・ディラン体験だ。

それから、正確にボブ・ディランを理解するまで、10数年を要した僕デアル♪


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