感想/『キング・オブ・エジプト』、映画というよりアトラクションだった
8月は『シンゴジラ』と『君の名は』。思わず人に話したくなる名作映画を2本見ました。感動した映画の感想というのは、なかなか筆が進まず、ブログには書けないものです。逆にガッカリした映画の方が書きやすいもの。なわけで、昨日見た『キング・オブ・エジプト』の感想を。
エジプト『オシリスとイシスの伝説』をもとにしたスペクタクルなSF巨編。『オシリスとイシスの伝説』については、Wikipediaをご覧になってください。
エジプト神話をベースにしてはいるものの、ハリウッドが制作すると、どうして「勧善懲悪」「愛と欲望」というワンパターンな展開になってしまうのでしょう。以下、ネタバレですが、もう見る前からだいたい予想通りの展開なので、よいでしょう。
- 高潔な父親と未熟な息子。
- 残薬な悪のマスター。
- 父親が悪のマスターに殺害せれて、復習を誓う。
- 仲間のサブキャラは、コミカルな男性とセクシーな女性。
- 息子は挫折しながらも、仲間と力を合わせて悪のマスターを倒す。
- ゴージャスなハッピーエンド。
次の展開がほとんど読めるストーリーでありました。その点はガッカリというよりガックリ。
ただ、コンピュータグラフィックスを駆使した、ウルトラゴージャスな映像はすごかった。3Dを生かしきれない3D作品多数ですが、この映画は3Dメガネをかけて見た方がよいです。大迫力です。そういう点では映画作品というよりも、テーマパークのアトラクションとしては秀逸だと思いました。
あと、女性が胸を強調しすぎ。胸が好きな人は眼福だと思います。ヒンヌー好きの私には何だかゲンナリですが。
5つ星評価だと、ストーリーは星1つだけど、3Dの迫力ある映像が素晴らしかったので、星2つ。
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