ハナレグミと鍵盤ねこ、休日のゆるい朝
先週の土日は、頭の片隅に、仕事で抱えている重い不発弾があって、今ひとつ気分がさえませんでした。水曜、無事に信管を抜いて沖で爆発処理が確認。心も体も完全な休日‥‥。
今日は暑くなるな。
出かけない休日の朝は、たいてい雑誌を読みながら、パンとコーヒーで過ごしてます。テレビは大河ドラマ以外見ないし、新聞も取らなくなった。雑誌は「ささやかな憧れ」を感じるライフスタイル誌が好き。『POPEYE』『アンドプレミアム』は定期購読。『Pen』『東京人』は時折、買ってます。奢侈な消費をあおるラグジュアリー系雑誌は苦手。
Facebookのつながりは仕事関係者が多く、海外出張先の街角や同業者との会合の写真が流れてきて、どうも休んだ気になれません。なので、あえて見ないようにしています（ピアノ関係のSNSはのぞいてしまいますが）。
今朝のBGMはハナレグミのアルバム『Hana-Uta』。積極的に聴くアーティストではなかった。先日、阿部寛が妻子に逃げられるダメな中年男性を演じた映画『海よりもまだ深く』を観て、その主題歌がとても素敵で、ここのところ過去のアルバムを聴き込んでいます。
映画の影響だろうか、こんなことをふと思いました。
勝ち負けにこだわらないかぎり、負けはない。
とかね。
ふと玄関先に目を移すと、鍵盤ねこがあっち向いたり、こっち向いたり、床の上を転がってました。ああ、掃除したばかりなのに。また猫の毛が。
最近、会社でもノートパソコンのディスプレーに鍵盤ねこの毛がついていたりするんです。私の体、実は猫の毛だらけなのかも。
そんなゆるい休日の朝でした。