練習日誌- 7年ぶりにベートーヴェンのソナタを
金子勝子/瞬発力のメトード(使用楽譜)
ハノン/スケールとアルペジオ ハ長調&イ短調(使用楽譜)
ショパン/練習曲 変ホ短調 op.10-6(使用楽譜)ベートーヴェン/ピアノソナタ 第10番 ト長調 op.14-2(使用楽譜)
6年ぶりにベートーヴェンに取り掛かった。ピアノソナタ第10番 ト長調 作品14-2。実は32曲のソナタのうち、いま一番好きなのがこの曲。コンパクトで、技術的にもアナリーゼとしても32曲の中で最も平易な楽曲だ。
若い頃は、やっぱり「熱情」やら「ワルトシュタイン」だ!なんて思っていたけれど、ピアノを再開してから妙に初期のソナタが好きになった。中でもこの作品14-1は、ベートーヴェンならではの過剰な喜怒哀楽がなく、ハイドンのソナタのようなバランス感覚が持ち味。それでいて、第1楽章のテーマはちょっと変わった性格だし、第2楽章に変奏曲を持ってくるなど新しい試みもあり。大人になってこそ楽しめるチャーミングなソナタだと思う。
今夜まず、第一楽章の和声をちゃちゃっと分析。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません