感想/期待外れ、映画『神様の言うとおり』

2015年7月26日

鬼才・三池崇史監督の作品ということで楽しみに出かけたものの、2012年の『愛と誠』が素晴らしすぎて、ちょっとがっかりだった。まぁ、監督のせいではなく、原作のせいかもしれないが(原作は読んでいない)。

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以下、予告編。

 
内容は、ぴあ映画生活より。

【解説】
週刊少年マガジンに連載中の人気コミックを、映画化したサバイバル・サスペンス。平凡な高校生が何の前ぶれもなく“命を賭けた謎のゲーム“に巻き込まれ、生き残りをかけて立ち向かう姿を描く。『仮面ライダーフォーゼ』『あまちゃん』で人気を博した福士蒼汰が主演を務め、神木隆之介が約10年ぶりに鬼才・三池崇史監督とタッグを組む。

【ストーリー】
高校生の高畑瞬は、退屈な日常にうんざりしていた。そんなある日、学校に“ダルマ“が現れ、命を賭けたゲームの始まりを告げる。第1のゲームは動くと首が吹っ飛ぶ“ダルマさんが転んだ“。瞬はクラスで唯一生き残り、教室から脱出。第2のゲームへと向かう。

映画『神さまの言うとおり』
まず、サバイバルサスペンスという点では、何やら『GANTZ』をかぶってしまったし、東京タワーと神の子&群衆のシーンでは何やら『20世紀少年』を思い出してしまった。飛行する立方体を見ると、エヴァンゲリオンの第4使徒「ラミエル」を思い出してしまう。

要は、いずれもどこかの映画で見たような、見なかったようなシーンの連続で新鮮さが感じられなかった。

キャストは、福士蒼汰、山崎紘菜、神木隆之介、優希美青、染谷将太とよい新人俳優がたくさん出ている割には、脇役で締めるベテラン俳優がいないので、平面的な印象を持ってしまった。これも、そもそもの原作のせいだろうけれど。

映画『神さまの言うとおり』
元も子もない感想だけれど、主人公の中学時代の同級生を演じた優希美青(上の写真左)の優等生アイドルぶりが、直球ど真ん中でとっても気に入った。

で、最後、続編に続くところが、また『GANTZ』っぽくて残念だった。予告編は面白そうだったんだけどなぁ。

映画『神さまの言うとおり』公式サイト


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