横浜イギリス館、ピアノの先生の弾き合い会へ

2017年2月10日

横浜・イギリス館
昨日は、ピアノ指導者のLimoneさんにご招待されて、横浜のピアノの先生たちの弾き合い会に参加してきました。

場所は、横浜、みなとの見える丘公園にある横浜市イギリス館

1937年に英国総領事公邸として建てられたレトロな洋館。この建物はずっと見学するだけと思っていたら、中で市民がコンサートやイベントを行えるようになっているのですね。この日も、午前、午後、夕方と別々のグループが、ミニコンサートを開いていました。

実際、館内に入ってみると、20世紀の心持ち重い空気が感じられ、また窓からは緑の庭が広がり、最近建設されたクローズドなホールとは違った雰囲気でした。

この日は、Limoneさんのピアノ指導者グループを中心に7人が集まり、10分間の枠で弾き合いをしようという催しで、Limoneさん以外は全員初対面。最初、ちょっと緊張しましたです。

横浜・イギリス館
プログラムはこんな感じ。

鍵盤うさぎ
  モーツァルト/ピアノソナタ K.V.283 ト長調 全楽章
  クープラン/ゆりの花ひらく
M.Tさん
  リスト/ため息
M.Fさん
  ショパン/小犬のワルツ
  ショパン/華麗なる大円舞曲
M.Sさん
  ショパン/エチュード「エオリアンハープ」
  シャブリエ/アルバムの一葉
  プロコフィエフ/モンタギュー家とカプレッティ家
F.Yさん
  ショパン/バラード 第3番
J.Aさん
  バッハ/平均律第一巻より 第3番 プレリュード
  ラフマニノフ/プレリュード Op.16-1
  スクリャービン/プレリュード Op.32-12
Limoneさん
  シューマン/アラベスク Op.18
  グリーグ/トロルドハウゲンの婚礼の日

9時30分にスタート。私は四番目に演奏。ここ一か月ほど、アコースティックピアノを弾いていなかったので、音が入らず、しかも四楽章は弾き直しをしてしまい、さんざんな出来ではありました。

プログラムの中で一番印象に残ったのは、ショパンの「小犬のワルツ」と「華麗なる大円舞曲」かな。こういう曲って、グランミューズのコンクールに出るアマチュアってめったに弾かないのです。何だか、久しぶりに「ピアノ名曲アルバム」の定番曲を聴き、新鮮な気分でした。アマチュアコンクール前の緊迫感ある朝練とは違い、開放的な空間、くつろいだ雰囲気にぴったりマッチしていました。

横浜・イギリス館
演奏終了後は、大きな窓のサンルームでティータイム。おいしいお菓子とハーブティーをごちそうになりました。上は、元お嬢様の女子会にまぎれこんだ困ったオヤジの図です。

ただ、ここでカップやお皿も借りることができるのですが、パブリックな施設なので、用意されているのはアルミ製の急須と茶こし! これには面食らいました。空間が素晴らしいだけに、ちょっともったいないなぁ。

横浜・イギリス館
小一時間、ピアノのお話をした後、後片付けをして正午前には終了。

横浜・イギリス館
皆さん、素敵なミドルエイジの女性で、若女子にはない落ち着きに心惹かれました。キッチンに立つ後姿がとってもさまになっていて、ちょっと金麦妻っぽくてうれしかったです。ハイ。


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