感想/映画『プリンセス トヨトミ』を初日に観た
夜、息子二人と、本日公開初日、映画『プリンセス トヨトミ』を観に行った。『GANTZ』を観に行った際、予告編が面白そうだったから。
豊臣家の末裔を奉じる地下の大阪国が、東京から出張にきた会計検査院の官僚により、その謎が明らかに‥‥というストーリー。荒唐無稽さはいいのだけど、映画としてところどころ詰めが甘い。テレビドラマ「土曜ワイド劇場スペシャル」って感じだった。
堤真一、中井貴一、笹野高志、和久井映見‥‥キャストはとってもよかった(特に、50歳を過ぎた中井貴一がいい味を出している)。これは、もう監督がよくないのだと思う。
それに、通天閣、食い倒れ人形、じゃんじゃん横丁、タコ焼き、お好み焼きといったテレオタイプな大阪の描き方は、私のような大阪人にはかなり違和感がある。いかにも、東京出身の監督が作った大阪の映画って感じだ。
息子二人の感想も「微妙」とのこと。予告編では期待をしたのだけど。
追伸:そうそう、綾瀬はるかのプリンプリンが、一番印象的だった(笑)。