ウィーンに移るトビイルツさんからの譲りもの
鍵盤うさぎのイラストを描いてくれた、絵本作家のトビイ ルツさん。間もなく日本を離れ、ウィーンに活動拠点を移される。彼女は同じ歳で、趣味嗜好が近いこともあり、十数年間、公私共に何かとつるんでいた。また、40歳を過ぎてピアノを再開して以来、鍵盤うさぎのチャーリーズエンジェル一号として応援してくれた。
引っ越しにあたり、手持ちのインテリアや雑貨を処分したいということで、日曜、妻と二人、クルマでご自宅兼アトリエを訪ねた。
アーティストらしく、部屋の中は何だか魔女の雑貨店みたい。グラス、文房具などから、アートの洋書や図録まで、所せましとモノがあふれている。
せっかくクルマで出かけたので、妻はナチュラルな姿見やら、アンティークなマガジンラックやら、エスニックな絵皿やら、まとめて10,000円弱で譲ってもらった。
友人の愛用インテリアというのは不思議な感じ。いざ、自宅に持ち帰ると、何だか譲ってもらったペットのように、ぎこちなく部屋にたたずんでいる。「これから、ここがあなたたちの家だよ」と思わず語りかけた。
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