いま、『風の谷のナウシカ』を思いを馳せる
建屋がぶっ飛んだ福島の原子力発電所の1号機から4号機。あの風景を見ると、私は映画『風の谷のナウシカ』のナウシカで、巨神兵が横隊で並んでいるシーンを思い出します。
「火の七日間」で世界を焼き払ったといわれる、巨大な人工生命体。巨神兵は、全身から生物に有害な「毒の光」(放射線と考えられてます)を放ってました。
「火の七日間」の後、高度な文明は滅亡し、汚染され不毛と化した大地に「腐海」と呼ばれる新しい生態系が生まれますが、人類はそこで生きてはいけない。
文明が滅亡した後、それでも巨神兵を生き返らせて兵器に使おうとする王女がいたっけ。
そういえば、田畑を飲み込んでいた黒い津波は、オウムの大群がナウシカにせまるシーンにも見えました。
何やら、予言的な映画でした。