2010年=「ショパンイヤー」の傷が深い
パソコンにもスマートフォンにも、ショパンの楽曲のMP3ファイルが山ほど入っているのですが、三か月ほど、聴いていない気がします。
別にショパンの音楽が嫌いじゃないのだけど、何だかほとんど聴いてしまったし、新しい発見がないというか。
あと、ドーンと感情が入っていて重いのです。ま、それを言うと、ロマン派のヴィルトゥオーゾなピアノ曲全般が、ちょっと今しんどい。
うーん、例えば、仕事を終えて疲れて帰ってきたら、友人から電話がかかってくるわけ。
で、ショパンの楽曲って、「オレ、やっぱりアイツのこと忘れられないんだよ」と、えんえん失恋話を聞かされる感じなんです。
で、リストの楽曲は、「今期、営業成績トップなんだよ。オレってイケてるよなー!」と、えんえん自慢話を聞かされる感じなんです。
で、シューマンの楽曲は、「オレは、やはりもっともっと国が芸術を支援すべきだと思うんだよ」と、収支の裏づけのない理想論をえんえん聞かされる感じなんです。
ごめん、オレ、今日疲れているから、電話切っていい?
‥‥なわけで、最近は、バロックばかり聴いております。