美人ピアニストのCDジャケットを考察する

2015年10月20日

前の記事で、一番のお気に入りと書いたエレーヌ・グリモーのCDは、ジャケ買い(ジャケットが気に入って買うこと)でした。

↓ このアルバム ↓

ま、雑誌でも表紙写真というのはとても重要で、嵐がトップを飾るだけで売上部数が伸びるそうです。仕事を頑張る女性なら、会社帰りのコンビニで、松潤や二宮くんが笑いかけてくれるだけで、とりあえず手に取ってしまうのでしょう。

クラシックCDも同じで、巨匠でもない限り、デビュー間もない若い女性ピアニストのアルバムを少しでも手に取ってもらうようにするなら、ビジュアルで「おっ!」と思わせられないとダメですね。

マーケティングでいうところの「AIDMAの法則」であります。クラシックCDであっても、Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)という消費行動プロセスのAttentionが重要。ジャケット写真で「おっ!」です。

ところが、クラシックの美人ピアニストの場合、保守的な価値観を持つ顧客を対象としているためか、成人式やお見合い写真のようなジャケットが多いです。私の場合、せっかくの美女なのに心に残らない。「AIDMAの法則」でいうところの、Memory(記憶)にいたらないCD多数。

例えば、下のお見合い写真のようなジャケットは、「お、キレイな女子」Attention(注意)→「誰だよ?」Interest(関心)→「でも、少女時代の方がカワイイかも」Desire(欲求)、で、終わってしまいます。

一方、私の場合は、下のようなちょっとフェティッシュなアングルのジャケット写真だと、「もっと他のアングルはないだろうか?」Desire(欲求)→「帰ってからGoogleで画像検索しなきゃ。覚えとこう」Memory(記憶)というアクションにつながります。


美人ピアニストのジャケット写真に、今こそ新しい風を!


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