「ツカハラ跳び」をショパンの練習曲でいうと?
今回のショパンコンクール、残念ながら日本勢は不振でしたが、体操の世界選手権では、北京五輪銀メダリストの内村航平が個人総合で二連覇を達成。体操界は盛り上がってます。
そんな中、今日は息子の体操大会がありました。息子は、小学校低学年から器械体操をやっており、東日本大会に出られる程度。PTNAコンペだと、地方本選で奨励賞をいただくレベルでしょうか。中学生になって、難易度の高い技に挑戦しているようで、今日は「ツカハラ跳び」を初めて実戦でトライしていました。着地がうまくいかず、なかなか難しいみたい。
「ツカハラ跳び」は、踏み切りまで前転跳びと同じですが、踏み切ってから手をつく前に体を四分の一ひねって、横向きに着手。その後さらに体を四分の一ひねって後転を行う技です。ミュンヘン五輪の金メダリスト、塚原光男が初めて発表したことにちなんで、そのように呼ばれています。
「ツカハラ跳び」、動きをみていると、ショパンの練習曲の作品25-3を思い出します。右手、32分音符のトリルが回転、そしてオクターブの跳躍、これを高速でちゃんと弾くのは至難の技。「ツカハラ跳び」も、一つひとつのパーツがしっかりできないと完成しないんだろうな。