田舎のピアノ教室、30周年発表会
妻が子供の頃に習っていたピアノ教室が、今年で30周年。明日、記念の発表会があるので、お花を贈りました。妻はその教室の「一期生」。30年前、先生は、指導者デビューしたての若女子だったとは、ちょっと不思議な気分。
実は20周年の記念発表会に、妻と二人で連弾を弾かせてもらったのです。そのときは、私、ぜんぜんピアノなんて弾いてなかったので、“なんちゃって演奏水準”だったはず。恥ずかしい思い出だ。ちなみに、宇多田ヒカルの「First Love」を弾いたっけ。あれから、10年経ったんだ。光陰矢のごとし。
あの頃は、私がピアノを弾いても、妻は温かい目で見てくれました。たまに連弾を弾いたりもしました。ところが、三年前から、私が毎晩、不倫のようにピアノにのめりこみ始めると、妻はすっかりピアノから離れてしまいました。今ではすっかり「ピアノ」という言葉が家で禁句です‥‥。
ごめんなさい、妻のピアノの先生。そして、教室30周年、おめでとうございます。