日本の夏はグレープの「ほおずき」です
昨夜は花火大会、今夜は川越の百万灯夏祭りに出かけました。土曜、私は花火大会へ、子供は夜店のある夏祭りへ行きたい!と意見が分かれてしまい、ならば、土曜は花火大会へ、日曜は夏祭りへ出かけることになった次第。2日間で30,000歩近く歩きました。汗、びしょびしょ‥‥。
山車が出る秋の川越祭りに比べると観光客は少なく、浴衣を着た地元の人たちの夏祭りという風情。日本の夏気分を満喫しました。
ところで、「日本の夏」で私が思い浮かべるアーティストは、ちょっぴり古いけどグレープなんです。1970年代前半に人気だった、さだまさしの吉田政美によるフォークデュオ。「精霊流し」が有名ですが、そのほかにも「蝉時雨」「紫陽花の詩」、それから「無縁坂」はテレビドラマ『ひまわりの詩』のテーマ曲だったし。
中でも、夏の祭りに出かけて、必ず口ずさんでしまうのが「ほおずき」。グレープ一番の名曲だと思います。
いくつかの水たまりを残して、梅雨が駆け抜けてしまえば、
しめった風の背中越しに、きみの好きな夏が来ます。
そうそう、日本の夏のしめった風には、ドビュッシーの「花火」はやっぱり会わないわ。
走馬灯に照らされて、ぼくはほおずきをかんで、
風鈴の唄に合わせてきみが、団扇でそっと風をくれた。
今日も、浴衣の若者カップルがいっぱい手をつなぎながら歩いていて、とってもうらやましかった。
私はといえば、遊戯王カードが当たるくじ引きゲームに固執する息子に、「トイザらスの方が絶対に安い!」と説得するのが大変でした‥‥。
それでは、下、グレープの名曲「ほおずき」をどうじょ。