ドビュッシーの「花火」はいつ、どこの花火?

2015年8月17日


昨夜は、花火大会を見に行きました。遠くから見たので、あまり人ごみに悩まされはしなかったのですが、蒸し暑い中、結構な距離を歩いたのでシャツは汗でびしょ濡れ。

ピアノで「花火」といえば、ドビュッシーの前奏曲集 第2集の終曲。華麗なる難曲ですね。今日は、打ち上げ花火を見ながら、思わずドビュッシーの「花火」を頭に思い浮かべたのですが、どうもしっくり来ない。なぜかというと、日本の夏の蒸し暑さと、「花火」の曲想がマッチしないと思うのです。ドビュッシーは、いつの季節のどこの花火をイメージしていたのでしょうかね。私は、冬の花火のような気がするな。少なくとも、湿度の高い地方じゃないでしょう、きっと。

下は、マウリツィオ・ポリーニ演奏の「花火」。何だか、至近距離で打ち上げ花火を見たような、迫力満点の大輪です(映像と音声が若干ずれてるので、音だけお聴きすること、おすすめします)。


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