もう政治家のせいにするのはやめにしませんか
ネットの掲示板、SNS、ツイッターで、いろんな人が日本の首相や政治、政党をネガティブに評論してます。新聞やテレビは、毎日、有権者の支持率調査と称する人気ランキングを発表しています。
正直、もううんざり。
数年間で首相が5回も変わりました。この状況は、もはや政治や政治家の問題ではなく、日本の国家の運営システムと国民性に問題があるとしか考えられません。
企業経営でいうと、一年もしないうちに、社長がコロコロと交替する会社が成長できるはずないです。今の日本は「コーポレートガバナンス(企業統治)」が機能していない状態。そんな会社はあっという間に市場から淘汰されますよ。事実、残念だけど、日本は市場から淘汰されつつあります。
国民は、経営者に要求ばかりいうスタッフの意識でなく、税金を納める「国家の株主」としての発想が、今こそ必要だと私は思います。
また、国家を「家庭」として考えてみませんか。
国家の税収が40兆円を切るにも関わらず、歳出はついに100兆円を超えました。その上、借金は880兆円。
いわば私たちは、年収400万円弱にも関わらず、年間1000万円の支出をし、8800万円のローンを抱えている家庭の一員なのです。
借金まみれにも関わらず、父親の悪口ばかり言って、補助金やら手当やら、小遣いばかりせびっているドラ息子たち。これが、我々の姿です。崩壊する前に、家族全員で家庭を立て治したいと思いませんか?
多数の愚民による政治の意で、民主政を揶揄して用いられる言葉。有権者の大半が知的訓練を仮に受けていても、判断力が乏しい人間に参政権が与えられている状況。その愚かさゆえに互いに譲り合い(互譲)や合意形成ができず、政策が停滞してしまったり、愚かな政策が実行される状況をさす。また有権者がおのおののエゴイズムを追求して意思決定する政治状況を指す。
判断力の乏しい民が意思決定に参加することで、議論が低廻したり、扇動者の詭弁に誘導されて誤った意思決定をおこない、誤った政策執行に至る場合などをさす。また知的訓練を受けた僭主による利益誘導や、地縁・血縁からくる心理的な同調、刹那的で深い考えにもとづかない怒りや恐怖、嫉妬、見せかけの正しさや大義、あるいは利己的な欲求などさまざまな誘引に導かれ意思決定をおこなうことで、コミュニティ全体が不利益をこうむる政治状況をさす。また場の空気を忖度することで構成員の誰もが望んでいないことや、誰もが不可能だと考えていることを合意することがある。