キース・ジャレット公演、SS席早くも完売…
……このラインナップで、私の音楽における趣味がわかっていただけるのでは?
……ちなみにツィメルマンは、ショパンソナタ2曲のソロリサイタルより室内楽がいい!
私が、10代でピアノを辞めた一番大きな理由は大学受験にあるのですが、もう一つの理由は、高校3年生くらいから、クラシックピアノよりも次第にジャズピアノに興味が移ったことです。
その導火線に火をつけたピアニストが、キース・ジャレットとリッチー・バイラークでした。特に、1983年からリリースされた、キース・ジャレット(ピアノ)、ジャック・ディジョネット(ドラム)、ゲイリー・ピーコック(ベース)によるトリオ「スタンダーズ」は、新鮮でスリリング。「スタンダーズ」と出会って以降、2年ほどはピアノといえば、クラシックよりジャズばかり聴くことになりました。
写真を見ると、「わ、三人とも老人(=巨匠)になったんだな」とびっくり。キースは今年65歳。スタンダーズで一世を風靡していた頃は、私と同じアラフォーだったのですな。クリスチャン・ツィメルマンとキース・ジャレット。私にとって現代最高の巨匠です。
で、スタンダーズのチケット買わなきゃと思ったら、早くもSS席は売り切れ。あちゃ。観客の平均年齢高いんだろうな……。