「小さな紳士」たちの宴

2015年8月13日

関大一高 校章前にも書いた通り、私は中学~大学のエスカレーターの男子校出身だ。金曜夜は、東京にいる中学~大学の同級生12人と外苑前で飲んだ(うち2人は、なんと!中学受験の進学塾からの同級生)。

12人中、10人は卒業以来20年ぶりに合うメンバー。男子校ゆえ、久しぶりに会ってキレイになった女子に目を奪われる!なんてこともなく、いきなり下品なジョーク連発で男子の放課後モード全開。清原、桑田擁するPL学園と対決した高校野球地方大会準決勝の思い出やら、ビニ本(懐かしい響き)を学校に持ち込んで先生にビンタされた話やら、大いに盛り上がった。

しかし、全員“おつむのピーク”が中学受験時だった割には、ちゃんと社会人をやっていて、びっくり。赤いメガバンクの本店の次長や、黄色いビールの会社の支社長、青い航空会社の管理職‥‥。英語の成績なんてまったくダメだったのに、スペイン駐在帰り、中国駐在帰りと、何だかワールドワイドに活躍している。そして、子供を私立中学に入学させて、授業料にヒイヒイ言っている。

そういえば、校長先生の朝礼での口ぐせは「キミたちは小さな紳士です」だった。ま、大きな紳士にはなれなかったが、みんな小さな紳士には何とかなれたような気がした。

「そういや、お前、まだピアノ弾いているの?」と、黄色いビールの会社の支社長。
「あ、大学入ってやめたんやけど、二年前からもう一回始めてん」と答えた。

彼にとっては、音楽室でピアノを弾いていた姿が私の残像のようだ。20年以上、ピアノから離れていたのにちょっと不思議な気分。

一次会の居酒屋から二次会はワインバーへ。終電まで飲んで、来月、会うことを約束して帰宅した。

何だか、あのバカバカしい男子校時代が再び始まりそうな予感‥‥。


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雑記同級生

Posted by 鍵盤うさぎ