冬の夕暮れにお似合いのジャック・デュフリ
最近、急激にフレンチバロックの鍵盤作品にはまりつつあります。なんていうのか、ある時代からピアノ作品って“見世物的要素”が加わり、聴衆に「どやっ!」と聴かせるための音楽がメジャーになっていったのでしょう。戦犯はフランツ・リストですね。
一方、ラモーやクープラン、デュフリのクラヴサン作品を聴いていると、聴衆に聴かせる=外に向かって発する音楽じゃなく、自分が楽しむ音楽=心の内に語りかけるような部分が、とても新鮮に感じるのです。
今日は、アレクサンドル・タローのクープラン集のCDをかけながら、クルマで少し離れたところにある高校に出かけました。アルバムの最後の曲、ジャック・デュフリの「ラ・ポトゥワン」。切ないメロディーは、冬の夕暮れのグラウンドにとっても似合いました。
ディスカッション
コメント一覧
アレキサンダー・タローで、お名前聞いた事あります。演奏は、いかがでしたか?
桜さん、こんにちは。生演奏は聴いたことないですが、現代ピアノで聴くフレンチバロックはとても新鮮です。下の動画のアルバム、日本版がないのが不思議。とても評価が高いアルバムなのに。
鍵盤うさぎさん、はじめまして
この紹介でyoutubeを聞いてCDを購入しました。
いまではすっかりお気に入りです。ありがとうございました。
のんさん、こんにちは。気に入っていただけて、うれしいです。私と同じく、電子ピアノで練習してらっしゃるのですね。今後とも、よろしくお願いします。