バロックの協奏曲ってパフェみたい
バロックの協奏曲と古典派以降の協奏曲って、まったく違いますよね。
ふと思ったのですが、古典派以降の協奏曲って、カツ丼、天丼みたいなものかな、と。ソロ楽器がとんかつ、てんぷらで、オーケストラがご飯。味わいは、とんかつ、てんぷら次第だと思うのです。オケとソロが融合しているといわれるブラームスの協奏曲だって、やっぱりソロのための協奏曲ですよ。
一方、バロックの協奏曲は、パフェみたいなものか、と。合奏協奏曲なんて、リンゴとオレンジとイチゴを混ぜたフルーツパフェに見えるのです。“総体として協奏曲”とでもいいましょうか。
コレルリの合奏協奏曲を聴いて、そんなこと思いました。
ところで、前方左側で弾いているマンドリンの巨人のような楽器は何なのでしょう?