9月が終わる…ミシェル・ペトルチアーニを
9月が終わる。この間、8月が終わったばかりなのに‥‥。
そういや、「9月」っていい曲が多いな。
太田裕美「九月の雨」でしょ、竹内まりあ「セプテンバー」でしょ、中島みゆき「船を出すなら九月」でしょ。松任谷由実「九月には帰らない」、「九月の蝉時雨」なんて曲もあったっけ。そうそう、アース・ウインド・ファイアにも「セプテンバー」が‥‥名曲ぞろいだ。
今日、ふと思い出したのは、ミシェル・ペトルチアーニの「セプテンバー・セカンド」。
あぁ、ミシェル・ペトルチアーニが亡くなって10年も経つのですね。
私は、18歳のときにクラシックピアノをやめて、しばらくジャズピアノばかり聴いていた時期がありました。1985~86年くらい。特に大好きだったピアニストが、リッチー・バイラークとミシェル・ペトルチアーニだった。クラシックピアノからジャズピアノに移った人は、だいたいこの二人は好きになれると思います。
ま、ミシェル・ペトルチアーニについては今さらですが、クラシックピアノの好きな若い人向けに簡単に紹介しておこう。
彼は、生まれつき骨形成不全症という障害を持っていて、大人になっても身長が1メートルほどにしか伸びなかったのです。そのうえ、肺疾患に苦しめられて、1999年、ニューヨークで急性肺炎により、36歳で亡くなりました。その体格からは想像できないほど、芯のある音が特徴。白人系のリリカルなインプロヴィゼーションは、クラシックピアノが好きな人でもきっと虜になります。ちなみに、彼の遺体はパリ、ショパンのお墓のすぐそばに葬られております。
そういや、最近、ジャズ、ぜんぜん聴いていないな。