アナリーゼにお勧め、12色の硬質色鉛筆
昨日の夕方、渋谷で局地的な雷雨があり、文房具店の伊東屋で雨宿りをした。店内でうろうろしていると、懐かしい色鉛筆を発見。三菱鉛筆 硬質色鉛筆12色セット。中学~高校生の頃、和声や対位法のアナリーゼをするのに、この色鉛筆を使っていたのだ。パッケージデザインも当時とまったく同じでびっくり。
この色鉛筆はグラフの描画用で、通常の色鉛筆に比べると芯がとても硬い。色鉛筆は少し力を入れて文字を書くとポキっと折れるイメージがあるが、この硬質色鉛筆は、通常の鉛筆の“H”くらいの硬さを持つ。その反面、通常の色鉛筆に比べると色は淡くて薄い。
なので、楽譜に線を引いたり文字を書き入れても、アナリーゼ部分が「透過」のように見えるところが利点である。この色鉛筆を使う以前は、細いサインペンでアナリーゼの書き込みをしていたのだが、黒い音符よりも書き入れた色の文字や線が目立ってしまって、音符の視認性が欠けてしまったりした。
久しぶりに色鉛筆を買うと、すっかり忘れてしまった対位法とか、久しぶりに勉強したくなった。
下は、中学生の頃、使っていたインベンションの楽譜です。