古楽器の調律が楽しめる電子オルガン登場
「ローランドが、30種類以上の古楽器の音が再現できる電子オルガンを9月上旬に発売」ってニュースリリースを先々週くらいに見つけました。
ホームページでスペックを確認すると、チェンバロが8フィートⅠ、8フィートⅡ、4フィート、リュートの4種類。オルガンが9ボタン×4バリエーションで計36種類。フォルテピアノ2種類、そのほかチェレスタなど、いろいろな音色が内蔵されているらしい。
ま、今までの電子ピアノでもいろんな音色が再現されているし、「所詮、電子ピアノは電子ピアノ」と、電子ピアノヘビーユーザーである私が痛感しているので、このリリースあまり気にとめてなかったのです。
ところが、今日、ちゃんと読み直すとユニークな機能を発見。
バロック・ピッチ/ベルサイユ・ピッチなど、古典楽器に用いられる3種類のピッチと、5種類の調律をサポート。指一本で変更できるので、曲ごとに当時のチューニングを選んで演奏を楽しむことができます。
だって。
古楽器の音よりもピッチの方が、ピアノ好き惹かれるでしょう? クープランにしろ、ラモーにしろ、バロックの手持ちのレパートリー、一度、ピッチや調律を変えて弾いてみたいですよね。
発売されたら、ぜひ試弾に出かけてみよう。