ジャニス・イアン「You Are Love」の思い出
仕事が忙しいと、テレビも新聞も読めないので、新型インフルエンザの報道は目に入らない。メディアの報道が、誇大妄想にさせるのだろうか。テレビさえ見なければ、新型インフルエンザの存在は忘れてしまいがち。
私が、ウィルスで思い出すのが、村上龍の『ヒュウガウイルス』と、小松左京原作の映画『復活の日』。『復活の日』は1980年に公開。映画館に見に行ったっけ。深作欣二監督、草刈正雄とオリビア・ハッセーが主演。25億円という、当時としては莫大な製作費をかけた映画だったらしい。
猛毒の新型ウイルスが全世界に蔓延。哺乳類と鳥類はほとんどが絶滅し、南極大陸の観測隊員約800人ばかりが生き残る。だが、冷戦最中、直下地震に端を発した、米ソの核ミサイルの自動報復攻撃により、南極基地さえも攻撃にさらされ、“人類は二度死ぬ”という絶望的なストーリーだった。
この映画のテーマ曲が、ジャニス・イアンの「You Are Love」。この曲が「17歳の頃」やら「恋は盲目」やらジャニスを聴くきっかけになりました。いま聴き直すと、懐メロポップスだな。
復活の日 デジタル・リマスター版 [DVD]
原作/小松左京 監督/深作欣二
出演/草刈正雄、オリビア・ハッセー、ジョージ・ケネディ、千葉真一、緒方拳
小松左京の同名SF小説を原作に、深作欣二監督が映画化したSFスペクタクルのデジタル・リマスター版。研究所から盗まれた猛毒ウイルスが世界中に拡散し、生存者は南極に残された863人のみに。さらに核ミサイルの発射を誘発する地震が起こり。(Amazonより)