続・虹の彼方に Over the Rainbow
日本公演のサイトには、「ヴォーカルのジョー・リン・ターナー、キーボードのトニー・カレイ、ドラムのボビー・ロンディネリ、ベースのグレッグ・スミスの4人に、リッチー・ブラックモア(ギター)の息子ユルゲン・ブラックモアを加えた超強力なラインナップ」とあります。一瞬、え、リッチー・ブラックモア、亡くなったの? と思ったのですが、もちろん存命で活動を続けているらしい。
うーむ、不思議だ。レインボーってメンバーがころころ変わったけど、不動のリッチー・ブラックモアあってのバンドだった印象があるのだが。
あ!だから「Over the Rainbow(レインボーを超えて)」なんだ。
ブラックなジョークみたい。
レインボー、流行ったのは中学二年の頃だったっけ。ビルボードのヒットチャートでバンド名を見たときは、七色の夢のようなバンドを想像しました。一番近いイメージは、アース・ウィンド・アンド・ファイア。
ところがですね、レコード店で超ヒット曲「アイ・サレンダー」が入ったアルバムジャケットを見ると、全員外科医の手術姿! ウルトラこわいジャケットに、鳥肌が立ちそうになりました。今、見てもインパクトあるよな。
「アイ・サレンダー」、ラフマニノフに負けず劣らずの哀愁あるメロディーが涙を誘う(わけないか)。
演奏/レインボー
レーベル/ユニバーサル インターナショナル
全米でトップ10入りした大ヒット曲「アイ・サレンダー」を含むベスト・セラー・アルバム。よりポップに、よりキャッチーにまとめられた今作『アイ・サレンダー』で、ついに全米をも手中に収める。3代目ヴォーカリストとして、ジョー・リン・ターナーが参加。