ここ数年間でワーストなレッスン内容だった

2014年5月26日

金子勝子先生のレッスンは月に一回通っているが、昨夜は珍しく一週間おいて時間を取ってもらった。前回、ショパンの譜読みが甘かったので、一週間あれば何とかなるだろうと思ったのが、まったく時間が足りなかった。

近年まれにみるダメな内容。要は曲ができあがっていないのだ。譜読みも甘い。

バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 ロ短調 前奏曲とフーガ使用楽譜
ショパン/練習曲 変ホ短調 op.10-6使用楽譜

バッハの前奏曲はともかく、フーガは二声ずつ分けて弾き直し。って、これ、フーガを攻略する際の基本動作で、この基本ができあがっていないので、三声で弾くとグチャッとなってしまう。そりゃそうだ。

ショパンも同じく、ソプラノとアルトとバスが三声になっているのだが、各声部の歌わせ方をきっちりと飲み込まず、三声を合わせて練習してしまっているので、何だかグチャッとなってしまった。そりゃそうだ。

なんてことは、何年もピアノをやっているので、今さらの話である。

「やっぱりちゃんと仕上げてからレッスンに向かわないと」と、猛烈に反省&落ち込んだ帰り道だった。


金子勝子ピアノブログ ステップbyステップ
著者/金子勝子
発行/ショパン社

自分の先生に、なかなか訊くことができない素朴な疑問や悩みに、師匠・金子勝子先生がズバリ本音で答えています。例えば、「二人の先生につきたいが、今ならっている先生に言い出せないのですが‥‥」「自分の先生のリサイタルのとき、楽屋に行ってもいいものでしょうか‥‥」「音大に社会人入学で自信が持てない‥‥」。ぜひ!


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