アールンコンクール栃木予選報告(午前編)
一週間遅れましたが、3月8日(日)に参加した、アールンコンクール栃木地方予選・本選レポートです。私はアマチュア部門に参加しました。
私の出番は11時12分ってことで、まずはホールとピアノをチェック。黒を基調にしたシックでモダンな雰囲気。音楽よりも演劇に向いてそうなホールだ。ピアノはスタインウェイかぁ‥‥あの浅いタッチはどうも苦手だな。
40分ほどで、ホールを出てロビーで時間をつぶす。10分前にはホール裏にに行くように指示されていたので、11時すぎに向かう。すると、進行係の男性が「ちょっと時間が押しているの11時15分ごろに来てください」と。仕方なくロビーをぷらぷら散歩する。演奏を終えたちびっ子の家族が数組いて、微笑ましい雰囲気。受付美女1号がニコっと笑いかけてくれた。思わずニンマリしてしちまった。
15分にホール裏へ。パイプイスに座って順番を待つ。私の前は高校生で、ショパンのワルツホ短調を演奏。「ちょっと勢いよく走りすぎでは?」とか考えながら聴いていると、あっという間に私の出番。胸を張ってステージへ。
イスを調整して演奏開始。スタインウェイ、音は美しいんだけど軽くて浅いタッチに苦しむ。ピアニッシモで音が響かなかったりする。それに、発表会やステップよりも緊張しているのがわかった。とりあえず、歌って呼吸することを心がけた。あっという間に演奏終了。おじぎをしてホール裏に引き上げる。
私の次の男性は、ドビュッシーの「ピアノのために」を演奏。素晴らしい響き。ひゃー、彼の後に弾かなくてよかったよ。こんなの先に聴いてしまったら、大いに影響を受けたかも。
11時45分に結果発表。結果は、受付で封筒で手渡し。予選通過の場合は、本選の申込書が同封されているとのこと。受付美女1号と2号のほか、3号も新登場。このコンクール事務局は、職員を顔で選んでいるのでは?‥‥ブログ用に写真を撮らせてもらえばよかった。
封筒を受け取ると、分厚かったので予選通過を予感。このコンクールは予選通過率70パーセントということで、まずは一安心。受付美女1号に訊ねると、アマチュア部門の本選で演奏する人は三人いるそう。
本選は、この後すぐに始まるのだが、別の会場で予選を通過した人から審査を行う。私の出番は午後3時30分から。わ!3時間半、どうやって時間をつぶそう。とりあえず、昼ごはんだ。ということで、バスが走る宇都宮駅からの大通りまで出ることにした。