レッスン、もう一段グレードアップを
バッハ/シンフォニア 第14番 変ロ長調(使用楽譜)
ショパン/三つの新練習曲 第3番 変イ長調(使用楽譜)
ショパン/ノクターン第1番 op.9-1 変ロ短調(使用楽譜)
今日は金子先生のレッスン。7時に会社を出て、渋谷のレンタルルームで1時間ばかり練習をする。利用スタンプが貯まったので、1500円割引に。1時間2100円のところ、600円で借りることができた。ラッキー! レッスン前は、グランドピアノで練習をして、アイドリング状態にしておかないと、普段はクラビノーバなのでピアノが鳴らないんだな。
今日のレッスンは夜9時スタート。サラリーマンの私に気を使って、遅くにレッスンいただき、本当に申し訳ないです‥‥。まずはシンフォニアから。ところが、あれだけ練習したのに、最初は詰まりまくり。ショック大。二度、三度弾くうちに平常心を取り戻した。先生いわく、「この曲はいい(出来だ)から“取っておきなさい”」とのこと。“取っておく”とは「もしもの時」のために、いつでも弾けるようメンテナンスしておくって意味でしょうか。で、「もしもの時」って‥‥? いつもながら、バッハは調子良くOKをいただき、次は、いよいよインベンション全30曲のラスト1曲、ヘ短調のシンフォニアへ。この曲をマスターして、気持ちよく2008年を締めくくりたいところ。「シンフォニアがちゃんとできたら、平均律も大丈夫」と。
ショパンの新エチュード第3番は、初めてのレッスン。これは、右手最上部のメロディーを響かせること、二度になったときに音がにごらないように、ペダルのタイミングを注意すること、を指摘いただく。
で、発表会で弾くノクターン第1番。新エチュード第3番ばかりやっていたので、楽譜まで忘れてきてしまった。この曲は、再度、最初からテンポを落としてやり直し。「アマチュアのレベルではなく、もう一段、グレードを上げる演奏を」とのこと。そのため、今まで指摘されなかったディテールの歌い方について、細かい指導をいただく。ステップの演奏に、自分では全然満足できなかったので、漠然と不満に思っていたところ、少し霧が晴れたような気分。そうそう、こんな程度の演奏で満足しているのなら、わざわざ先生に習うこともないし、ね。
著者/金子勝子
発行/ショパン社
自分の先生に、なかなか訊くことができない素朴な疑問や悩みに、師匠・金子勝子先生がズバリ本音で答えています。例えば、「二人の先生につきたいが、今ならっている先生に言い出せないのですが‥‥」「自分の先生のリサイタルのとき、楽屋に行ってもいいものでしょうか‥‥」「音大に社会人入学で自信が持てない‥‥」。ぜひ!