今夜はホールでレッスン
ショパン/三つの新練習曲 第1番 ヘ短調(使用楽譜)
ショパン/ノクターン 第1番 op.9-1 変ロ短調(使用楽譜)
今日はホールでレッスン。夜8時に高輪のホールに着くと、めちゃウマな女の子がレッスン中。天才小学生・Mちゃんでありました。素晴らしい演奏に思わずウトウト……。
8時30分からレッスンスタート。誰もいないステージに上がる前に先生に楽譜を渡そうとすると、おっと楽譜を忘れてきてしまった。すいません。
久しぶりに弾くホールでのグランドピアノは、本当に気持ちがよかった。なんだか身体がカンナで薄く削られて、音に乗ってフワフワと浮き上がる気分。
ショパンのノクターンは、中間部がダラッと粘着質になりがちなので、すーっと宙に浮くようにという指示。弱音を意識すると、平たいタッチになるので、音まで地べたを這うようになってしまいがち。ここは注意しないと。それから、一度目はミスタッチしまくり。三度目は慣れたけど。
エチュードは、やはり最初のイントロがうまくいかない。楕円を描くようなイメージで、二拍子を取るようにとのこと。頭の中ではイメージできるのだけど、なかなか音に表現できない。この曲は、最初のイントロがすべてだから、何とかしたい。
著者/金子勝子
発行/ショパン社
自分の先生に、なかなか訊くことができない素朴な疑問や悩みに、師匠・金子勝子先生がズバリ本音で答えています。例えば、「二人の先生につきたいが、今ならっている先生に言い出せないのですが‥‥」「自分の先生のリサイタルのとき、楽屋に行ってもいいものでしょうか‥‥」「音大に社会人入学で自信が持てない‥‥」。ぜひ!