2014年はジョン・レノン「Mind games」から
明けましておめでとうございます。
2013年、最後に聴いた曲は、北島三郎のラスト紅白歌合戦「まつり」でした。あ、正確には全員合唱による「蛍の光」か。ま、終わった年のことはいいや。
で、ブログを書きながら、今年、ノートパソコンで最初にかけた曲はジョン・レノン「Mind games」でした。
確信的にこの曲で始めよう!と考えたわけでなく、ふと気がついたらこの曲が収められたアルバム『Mind games』に針を落としていました(←いいなぁ、この表現。「アルバムに針を落としてみました」って)。
もしかしたら、昨年から日本・中国・韓国、東アジアをめぐる緊張した国家間の情勢が、心に微妙な影響を及ぼしているのかもしれません。
We’re playing those mind games together
Pushing the barriers planting seeds
Playing the mind guerilla
Chanting the Mantra peace on earth
We all been playing those mind games forever
Some kinda druid dudes lifting the veil
Doin’ the mind guerilla
Some call it magic the search for the grailLove is the answer and you know that for sure
Love is flower you got to let it, you got to let it grow
私は、中学生のとき、この曲を初めて耳にした際、「中学英語」で直訳をして訳がわかりませんでした。まず「Mind games」。“心のゲームたち”ってなんじゃらほい? 「mind guerilla」、“心のゲリラ”っていったい‥‥。
ジョンの歌詞は難解ですが(ビートルズの「Come together」とか)、ずいぶんと長い年月を経て、ようやく彼の言いたかったことがわかるようになった気がしました。
「Mind games」とは、“心を変えるゲーム(シミュレーション)”。要は、モノの見方を変えてみよう!ってことでしょう。「mind guerilla」は、心の戦士、自分の心を変え、みんなの心を変えていく戦士、というニュアンスで、これは「武器による力の戦争」に替えて、心を変える戦い=平和に向けた戦いに臨もうというアピールでしょう。
2014年の始まりにあたり、ジョンのこんな言葉に心惹かれました。
Love is the answer and you know that for sure
キミは、もちろん知っているよね。愛こそが答えだってことを。
今年もよろしくお願いします。