金子勝子先生レッスン、ソナタ K.331 第1楽章の攻略
今回のレッスン曲と目的
モーツァルト/ピアノソナタ イ長調 K.331 第3楽章「トルコ行進曲」(使用楽譜)
→ 12月の発表会に向けて第1楽章の仕上げ。
レッスン内容・振り返り
先週金曜は金子勝子先生のレッスンだった。前回からほぼ1ヶ月。トルコ旅行に出かけたり、那須岳登山に出かけたり、7月下旬、8月上旬はアクティブに外出していた。前回のレッスンの課題をまったく解決していない。というか、課題を忘れてしまい、楽譜の書き込みを読み直してもぼんやりしてしまっている。とりあえず、前回のレッスンの際の書き込みを読み直して、直前1週間は練習した。
さて、レッスン。19時にお伺いしたものの、最初30分間、師匠のチャイコフスキーコンクール旅行の思い出話を聞くのに盛り上がってしまった。70歳を過ぎて、2週間もの間、モスクワに滞在するなんて大したものだ。クラシック専門雑誌には掲載されることがない、生の感想を聞けて楽しかった。
19時半、ようやくレッスン開始。最初に師匠のメトード「指セット」を15分ほどやる。毎回、微妙に「指セット」は進化している。オクターブを半音で上げるメトード。ハノンにも同じような練習曲がある。最初に(左手なら)5の指に重心をかけて1の指を脱力した上行・下降した後、次に1の指に重心をかけて、5の指を脱力し上行・下降。逆バージョンが難しい。
モーツァルトの「ピアノソナタ イ長調 K.331」は第1楽章を中心に。
テーマ。一小節目が肝心。ここ、緊張感を持って歌いに入らないと、聴く側ががっかりしてしまう。この一小節目にどのような姿勢で向かうか、もう少し考えないと。
第1変奏。左手の重音は、前半は下の音のラインを意識。後半は上の音のラインを意識。
第2変奏。右手の64分音符の急速な下降。ミスタッチしたところ、「1の指を立てると弾きやすいわよ」と師匠。確かに!
第3変奏。右手のオクターブをレガートにするために、さっきやったオクターブのメトードをしっかりやること。
第4変奏。右手の重音のメロディーは下降の方を意識すること。
第5変奏。メロディーの細部をもう少し考える。どう歌うか?
次回のレッスンに向けて
細部をていないに見直す。一番できていないところが、第3変奏の右手オクターブのメロディーと、第4変奏の右手重音のメロディー。ここだけ部分練習を徹底したい。
それから次回は暗譜で。
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