練習日誌- 3月、苦手な春がやってきた
練習した曲
- ハノン/60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト 39番「スケール」41番「アルペジオ」52番「3度のスケール」ホ短調(使用楽譜)
- J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第6番 BWV875 ニ短調(使用楽譜)
- モーツァルト/ピアノソナタ イ長調 K.331 第3楽章(使用楽譜)
練習の内容・感想
春が苦手で、毎年3月から4月、桜の時期は特に心がふさぎ込む。今年も3月がやってきた。憂鬱なできごとはたいてい春先に起こる。数年前、4月の初めに息子が交通事故にあって、自動車を運転手がお話にならない若者だったりしたことを、ふと思い出したりする。
この時期に書いた記事は、本当にテンションが落ちたものばかり。
- 「諦め」について、雨に濡れた桜を眺めつつ(2015年4月5日)
- 満開の桜、在原業平の心に共感する(2014年4月6日)
- 桜の開花よりも紅葉の芽吹きを(2013年3月20日)
- 西行の和歌がわかり始めてきた(2012年4月10日)
「花みれば そのいはれとは なけれども 心のうちぞ 苦しかりける」だ。
なので、この時期はピアノに向かうテンションも低くなる。テンションが低くなると集中力も落ちる。それでも、昨日は45分ほど練習。
ハノンのスケール、アルペジオ、三度のスケール、先週までニ長調でやったので、ホ短調に切り替えた。テンションが低いときは、単純な練習を続けるうちに、気分が上がってくることもあるので粛々とやった。
あとは今月末のピティナステップに向けて、バッハ、モーツァルトを暗譜練習。しかし、よくよく考えると、一年も最も気分が冴えない桜満開の時期にピティナステップなんて入れてしまった。やれやれ。