ブログの閲覧環境を強化(中編)– PHPのバージョンアップ
「一戸建てブログ」(自分でレンタルサーバを借りて、ブログ更新システムをインストールして、独自ドメインを使用したブログ)は、とにかく運用保守の手間がかかります。
このブログは、「Apache(アパッチ)」というWebサーバ上で、「PHP」というプログラム言語を使用し、「WordPress(ワードプレス)」というシステムをインストールして更新しています。
今回、久しぶりにブログを大幅にリニューアルしようとした、いや「しなければいけなかった」きっかけは、プログラム言語「PHP」の古いバージョンのサポート終了によるものでした。
PHP バージョン5.6のサポート終了
これまで、PHPはバージョン5.6を利用していましたが、このバージョンが2018年末でサポートが終了。最新のバージョン7.1にアップデートする必要が出たのです。
といっても、私もこの一年ほどピアノも弾かず、ブログも半ば放置していので、あまり気にはしていなかったのですが、仕事で関わっているサービスで切り替えが必要になり、はたと気がついたわけです。PHPのバージョンアップの課題は下の記事をご覧ください。
2018年でサポート終了のPHP バージョン5、企業に迫る深刻な脅威(TecTarget Japan)
バージョンアップで閲覧の体感速度アップ
PHPのバージョン7のメリットは「処理速度の向上」とされています。バージョン5系に比べておおよそ2倍のパフォーマンス向上が期待できるそうです。
一方、バージョンアップすることにより、上に乗っかっているWordPress等のシステムがきちんと動くかどうかが、私はずっと不安でした。PCでもスマートフォンでも、OSをアップデートすると動かなくなるアプリって、時々ありますよね。あれです。
ただ、バージョン7がリリースされたのが2015年12月で、3年以上が経過したこと。何よりバージョン5.6のサポートが終了することで、決心しました。
バージョンアップそのものは、レンタルサーバ会社のコントロールパネルで操作をすれば、1分ほどで完了します。……それでも、どきどきしましたが。
結果、今のところ、特に問題なくブログは動いています。
で、何より、ブログ閲覧の体感速度が上がりました! めでたし、めでたし。
ブログの閲覧環境強化、「前編」もぜひご覧ください。