練習日誌- フーガの各声部を「色」で感じる


J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第6番 BWV875 ニ短調使用楽譜

前奏曲のアナリーゼは終わって、和声もほぼ暗記したので、今日はフーガに取り掛かる。

私は絶対音感はないが、子供の頃からメロディーもハーモニーも、なぜか色を感じてきた。そういえば、10年前にこんな記事を書いていた。

スケールで色を感じますか?(2008/12/29)

複雑なフーガの各声部の動きも、主題や対旋律もそれぞれ色に表すと、響きが「見える」ようになる。フーガは目を閉じると、色の帯の交わりに見える。私と同じように感じる人は少なくないはず。

なので、フーガのアナリーゼは感じたままに、色をつけるようにしている。このニ短調のフーガの場合、テーマは赤。対旋律は緑。テーマによる間奏はピンク色というイメージになる。なので、第一提示部は赤と緑のコンビだ。

こんな風にアナリーゼを終えてから、各声部ずつ、次に2声ずつ、練習した。色調のマッチングを味わうのも、私の場合、フーガの楽しみ。


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