練習日誌- 発表会まで10日、気分はダークブルー
発表会の参加は今年で9回目になる。が、発表会10日前現在、今回、過去9回の中でもっとも完成度が低い。私は人前で演奏する直前になるに従い、気分がブルーになっていく。ここ数年、その傾向が強い。今年はダークブルーだ。練習中うまく弾けないと、手を止めて「なんで、オレ、人前で弾くのだろう?」とか自問自答する今日このごろ。
それでも、何とかしなくちゃ仕方がないので、昨夜も深夜1時から1時間半ほど練習した。学習アプリ「Study Plus」に、最近、本番までの逆算機能が追加された。アプリを開く度にプレッシャーがかかる。「発表会まで10日」。
金子勝子/瞬発力のメトード(使用楽譜)
ベートーヴェン/ピアノソナタ 第10番 ト長調 op.14-2 第2楽章・第3楽章(使用楽譜)
ショパン/練習曲 ヘ長調 op.25-3(使用楽譜)
ショパンのエチュードは、3か所ほど危険な場所がある。こういうあらかじめ危険を認識している場所は、えてして本番では大丈夫だったりする。経験上、危険を認識していない場所、ここがこわい。練習では何ともなかったのに、いきなり崩れるのだ。顕在化したリスクと潜在的リスク。あと10日間で潜在リスクを洗い出さないと。なんて悩みはレベルが低すぎだ。
ベートーヴェンのソナタ。フォルテとピアノのコントラストを、もっともっと出さないと。突然のスフォルツァンド、急激なクレッシェンド、まだまだやれるはず。