Charaのライブで、センチメンタルとロマンティックを注入

今年もずいぶん多くのライブに出かけている。ブログに書き残しておかないと、ホント感動を忘れてしまう。よいライブほど感想が書けないものだが。

9月24日(日)、大好きなCharaのライブに出かけた。夏に発売されたアルバムと同じタイトルのツアーだ。

場所は、昭和女子大学人見記念講堂。1980年開館。中学・高校時代より存在は知っていたが、出かけるのは初めてだ。1980年代は、カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニーの来日公演が行われるなど、NHKホール、東京文化会館と並ぶクラシックでは有名なコンサートホールだった気がする。実際にホールに入ると、すみだトリフォニー、ミューザ川崎等、その後にオープンした本格的な専用ホールに比べると、一昔前の印象を拭えなかった。

昭和女子大学人見記念講堂

座席数は2,000席。スタンディングのライブハウスに比べるととても広く感じた。

さて、Charaのライブは初めて。ただ、かつて友人の影響でずっと好きだった。観客の年齢はレベッカほどではなかったが、30代後半から40代と少々高め。Chara自身、私と同じ、今年50歳。

50歳近くになって、声の劣化が心配したが、実際の聴く声は砂糖菓子のようだった。そして、フリルフリフリのドレスでパフォーマンスを繰り広げる彼女、イタくならないのは彼女のすごいところ。

彼女自身、二人の子供を育てた母子家庭だけあり、子連れにやさしいコンサート。しっとりとしたバラードで子供が叫び声を上げても、まったく気にならないのが、ハートフルな雰囲気で満ちていた。

休日なので、5時半開演。セットリストはニューアルバム『Sympathy』に収録されている曲が中心だった。一緒に口ずさめない曲が多いのがちょっと残念だったが、大好きな「タイムマシーン」「やさしい気持ち」も聴けてよかった。

「これからのシーズン、センチメンタルでロマンティックでしょ。だから、Charaのコンサートに来たんでしょ?」(だったっけ)。あぁ、図星。

帰り道、三軒茶屋の夜景はお世辞にもロマンティックじゃないけど、思わず夜空を見上げて月を探してしまった。

そうこうするうちに、1月に50歳のバースデーライブがあるらしい。また、出かけようかな。


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