レッスン、「次のショパン練習曲は?」でフリーズ
三週間ぶりの師匠・金子勝子先生のレッスン。
これまでレッスンの頻度は月に一度だった。ところが、ひと月に一度だと、以前教えたところが、どうしても後戻りしてしまう。あと、もう一段グレードを上げた方がよいってことで、今後、レッスンの頻度を三週間に一回にすることに。さすがに二週間に一度はきついので、三週間に一度でお願いした。
持っていった曲は次の三曲。
ベートーヴェン/ピアノソナタ 第10番 ト長調 op.14-2 第2楽章・第3楽章(使用楽譜)
ショパン/練習曲 ヘ長調 op.25-3(使用楽譜)
ベートーヴェンのソナタ。「以前に比べて、ずいぶんと転ばなくなったよね」と。確かに、何の曲を弾いても、しょっちゅう転んでいたが、指先がグラグラとした不安定なミスタッチは少なくなった気がする。もちろん、明確な(?)ミスタッチは相変わらず多いんだけど。指の支えが効いているのかもしれない。
二楽章、密集和音のタイミングがきちっと合うようにすること。三楽章、テンポを上げると、左右のタイミングが合わないことが時々ある。ここも注意。和音のタイミングを両手でバチッと合わせないと。
ショパンの練習曲。テンポを相当落とすと、それなりに弾けるが、テンポを上げると跳躍の着地に失敗すると、遅いテンポから地道に上げていくしかない。
というわけで、ベートーヴェンもショパンも致命的におかしい点はないので、レッスンは40分ほどで終わった。
「で、次のショパンエチュードは?」と師匠。一瞬、フリーズした。うう、まだ影も形もない状態だ。
「作品10-9に取り掛かってますが、まだちょっと時間がかかりそうです」と答えてしまった。取り掛かっているといえば、アナリーゼを始めているのでウソではないんだけど、「まだ相当時間がかかりそうです」と答えるべきだった。
師匠からは以前に、「ショパンエチュードは、半年で一曲、仕上げるくらいの感じで」と言われていたっけ。そろそろ本気でやらないと。