猫に薬を飲ませようと大格闘、右手小指を負傷
うちは白黒の鍵盤ねこと、麦畑柄の麦ねこ、2匹の猫を飼っています。
一週間ほど前から、猫のトイレの砂がゼリー状に固まっている箇所があり、どちらか下痢なのかな?と気になっていました。しかし、鍵盤ねこ、麦ねこともにいたって元気。普段と別状ないので様子を見ていました。
ところが、一週間近くたってもゼリー状の固形物がなくならないので、昨日、動物病院に連れて行くことに。で、問題は鍵盤ねこと麦ねこ、どちらの調子が悪いのか?がわからないのです。2匹とも元気だし、便をしているところを見せたがらないので。
きっと麦ねこだろうと、勝手な憶測で彼女をクルマで動物病院に連れて行きました。ですが、医師がお腹をぐりぐり触ると「うーん、便らしきものがありますね」とおっしゃる。で、鍵盤ねこだったのか!と思い直し、いったん帰宅して、今度は鍵盤ねこを診てもらうと、「うーん、この子も便らしきものがありますね」とおっしゃる。
一応、ゼリー状に固まった砂も持参して見てもらいましたが、ずいぶんと時間が経過しているので判別できないと。
うーん、わからん。
猫のトイレ、おしっこは砂の下にそのまま落ちる仕組みになっており、小便がゼリー状に固まることはどうも考えづらい。とりあえず、今度、ゼリー状のものが出たら、写真に撮って送ってみてもらうことに。そして、2匹分の整腸剤を3日分もらって帰りました。
帰宅後、早速、整腸剤を飲ませることに、ところがこの整腸剤、錠剤で直径が5ミリメートルほどあって、猫の口にはでかい。一応、飲ませ方を医師からレクチャーしてもらったので、まず鍵盤ねこから上あごを押さえて、上向きにしてみたんですが、すごく嫌がります。
一人だと飲ませられそうにないので、息子に両手をソファに磔の刑のように押さえさせて、私が上あごを開かせようとしたんですが、今度は死に物狂いで抵抗してきました。
で、爪を立てて、私の小指にぐさり。イテテ! じゅっと血が飛び散りました。
それでも、飲ませなければ!と血まみれになりながら、何とか喉に薬を放り込みました。
その上で、今度は注射器で水を飲ませようとしたら、息子の手からすり抜けて、全力で部屋の中を逃げ回ります。いったん水は諦めました。
私も息子も鍵盤ねこもヘトヘトになりました。
しかし、もう一匹、麦ねこが残っています。意を決して、麦ねこをつかまえて、上あごを開いたところ、彼女はすんなり薬を飲み込みました。
どうやら薬の飲ませるコツがあるようですね。どうやって飲ませればいいんだろう? 気が重い。