練習は、頑張らずとも継続できる「仕組化」で
10か月ほど前、友人に勧められた英語学習アプリ「Duolingo」。学習連続日数が300日を超えました。厳密にいうと、このアプリは連続日が増えるとボーナスポイントが付与されて、一日サボってもボーナスポイントで連続日数をキープできる仕組みになっています。2回ほど、このボーナスポイントを使用したっけ。
この「Duolingo」は、「継続できること」が第一の設計思想になっているみたい。なので、学習のためのハードルをかなり低くしてあります。中学一年生レベルから開始し、一日の学習量は一番少ない設定だと数分で終わるようになっています。私、いくつか英語学習アプリを使用しましたが、一番、平易な印象。ちなみに私は一日15分ほどで終わる「真剣」という設定にしています。
無料のアプリなので、カリキュラムや翻訳のクオリティは「?」な箇所があるものの、こと「継続」という点では非常によくできたアプリです。
Duolingoから学んだことは、(英語はともかく)学習を継続するには、「継続できる仕組み=習慣化できる仕組み」が大切だってこと。そのためには、「短時間で終わる」「隙間時間にできる」「操作が簡単」がポイントになっている気がします。
それから、「やめられない仕組み」も重要。一度、300日も連続してしまうと、せっかく継続したので、「やめるのはもったいない」というバネが働き、やめるにやめられなくなってしまうのです。
ただ、ちょっと飽きてきたので、昨日、日本語→英語の設定をやめて、中国人向けの中国語→英語の設定に切り替えました。私の第一外国語である中国語で、第二外国語の英語を学べば、両方に時間を割く必要はないな、と。これ、もっと早く気がつけばよかった。
ともかく、外国語の学習もピアノの学習も、頑張る!という精神論ではなく、「継続できる仕組み=習慣化できる仕組み」が重要だと思うのです。ピアノの練習も、「短時間で終わる」「隙間時間にできる」「操作が簡単(取り掛かるハードルが低い)」を、活かすことができないかな、と考えています。