練習日誌- ショパン「マズルカ op.24-4」、胸キュンの和声を分析
ショパン/マズルカ 変ロ短調 op.24-4(使用楽譜)
昨日、40代の締めくくりは、ショパンの「マズルカ 変ロ短調 op.24-4」にしようと決めた。
https://www.kenbanusagi.com/21921.html
早速、アナリーゼを始める。
全体は「A-B-A-C-D-A-coda」って形式になっている。取り急ぎ、AとBの部分の和声を分析。
ざっと見たところ、3拍子のリズムに乗って、比較的素直な5度進行で進む。トニックの「B♭m」以外は7thを多用。ポピュラーピアノをやっていると、この7thのコードはつかみやすい。手のひらにしっくりくるというか。
それから、山となっているフォルテシモの箇所(赤い箇所)。ここはドミナントで「F-9」。「F」の上にディミニッシュの「A dim」を載せているとも解釈できる。
短調において、ドミナントコードの-9からトニックへの解決は、胸がキュンとなるというか、「和声的なこぶし」が入るというか、私は結構好き。
明日中に和声分析、みんなやっちまおう。
ディスカッション
コメント一覧
ポピュラーのコードだとピンとこないですが、減七ですね、赤いとこ(^_^)
匿名さま
はい。減七を使ったドミナントと捉えています。