思春期の夏・思い出の曲- 南こうせつ「幼い日に」

夏の9連休。昨年までは、3年連続で8月最終週に東北地方に一人旅をしました。今年の夏は、息子と2人で大阪の実家に帰省しています。

数日前、こんなことをブログに書きました。

「妙にノスタルジックな気分に浸っています。先ほどから、中学・高校生だった夏、扇風機を回しながら、畳の部屋に置いたラジカセで聴いたフォークソング、ニューミュージック(なんて呼称だ)を、何となく口ずさんでます」

実は私、過去を振り返るのが大好きな「後ろ向き」人間。ここ数年のブログを読み返すと、子供の頃の思い出をベースにした記事がホントに多いこと!

ピアノにしても、英語・中国語検定にしても、新しい何かにチャレンジしたいということは、ほとんどないのです。ただ、「10代の頃にやり残したことはやらずに死にたくない」、そんな切実な思いが体を突き動かしています。特に今年の夏はひどい。まもなく40代が終わるからでしょうか。

今日は、南こうせつの「幼い日に」を口ずさみました。こんな曲です。

この曲を初めて聴いたのはいつだったっけ? 高校1年生、1982年だったろうか。あるFM放送の夏の特別番組で、南こうせつがDJを務めていて、自分の曲を解説と共に流したのです。

歌詞は、夏休み、幼い子供が親戚の家に訪ねていった思い出を淡々と語るもの。

歌詞はこちら

当時は、あまりに健康的かつ叙情的すぎて、今ひとつ感情移入できませんでした。ところが、歳を重ねるごとに、この手のフォークソングにぐっときてしまうんですよ。「遠くに来てしまったなぁ」なんて、夏の夕暮れ時、しんみりしてしまいます。お恥ずかしい話ですが。


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