年度末で多忙の中、月に一度のレッスンへ
ひと月ぶりのレッスンへ。見ていただいた曲は2曲。
■ ベートーヴェン/ピアノソナタ 第10番 ト長調 op.14-2(使用楽譜)
仕事が年度末であることを言い訳に、とにかくこの一ヶ月、練習量が少なすぎる。師匠にもうバレバレ。重音の精度を上げることと、ベースのラインの流れに意識すること。二回同じ音型が繰り返すところ、二度目を工夫すること等、いつもながら当然のご指摘。特に下の両手が交差するところ、なかなか難しいが精度を上げなければ。
ただ、全体の流れは出来上がっているので、次回のレッスンはぜひ2楽章へ、ということになった。
■ ショパン/練習曲 ヘ長調 op.25-3(使用楽譜)
この曲は最初の一小節目でストップがかかった。本質的にダメ。親指の力が瞬間に脱力して小指の方にスムーズに移らないと。左右別々にローテンポで、連打で全メロディーをさらい直す。
しかしながら、たった十数分でなんとなくスムーズに弾ける力の抜き方が見えた。師匠いわく「ショパンの練習曲でも、子供でもちゃんと手順通りにやれば弾けるんだから」と。確かに、うちの生徒を見ていると説得力あり。