今週公演/オケの新シーズン、注目の開幕戦2つ
先々週、直近一週間以内の公演の中で、気になる演奏会をブログで紹介!なんて宣言しておきながら、先週は夏休みでお休みしてしまいました。気を取り直して、今週の注目公演を。
日本の学校や多くの会社では、4月が新年度の開始月。ところがオーケストラは、ヨーロッパと同じく、9月から新シーズンとしている団体が多いです。外国人指揮者との契約を考えると、ビジネスシーズンを合わせておく必要があるからでしょうか。
9月第1週から、シーズン開幕戦で出かけてみたいコンサートがあります。
新日本フィルハーモニー交響楽団 第546回定期演奏会
プログラムは、バルトークの「ピアノ協奏曲第3番」と、演奏会形式の歌劇『青ひげ公の城』op.11。指揮はデリック・イノウエ、ピアニストが小菅優。青ひげがアルフレッド・ウォーカー(バリトン)、ユディットがミカエラ・マーテンス(ソプラノ)。
日時/9月4日(金)19:15開演、9月5日(土)14:00開演
場所/すみだトリフォニーホール(東京都・墨田区)
チケット/S席8,200円 A席7,200円 B席5,600円 C席4,300円 チケットぴあ予約ページ
問い合わせ/03-5610-3815(新日本フィル・チケットボックス)
【鍵盤うさぎの視点】
『青ひげ公の城』はオペラとはいっても、ほとんどが青ひげと妻・ユディットとの会話によって構成されているので、演奏会形式の方が音楽そのものに集中できるかもしれません。バルトークのピアノ協奏曲 第3番は、打楽器としてのピアノを全面に打ち出した第1番や第2番に比べると「聴きやすくて」(特に第2楽章)、バルトークビギナーにおすすめの楽曲です。
日本フィルハーモニー交響楽団 第673回東京定期演奏会
正指揮者・山田和樹による意欲的なプログラム。ミヨーのバレエ音楽「世界の創造」、ベートーヴェンの交響曲第1番、イベールのアルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲、別宮貞雄の交響曲第1番。サクソフォンは上野耕平。演奏開始前に山田氏によるプレトークあり。
日時/9月4日(金)19:00開演(プレトーク18:30)、9月5日(土)14:00開演(プレトーク13:10)
場所/サントリーホール(東京都・港区)
チケット/S席7,200円 A席6,000円 B席5,200円 C席4,200円 P席3,200円チケットぴあ予約ページ
問い合わせ/03-5610-3815(新日本フィル・チケットボックス)
【鍵盤うさぎの視点】
日本人作曲家の交響曲って、日本にいるのにほとんど聴く機会がないのです(どこかおかしい)。ピアノが編成に入っている珍しい交響曲。これは聴きたいなぁ。
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