今週公演/聖ヒルデガルトと中世の音楽

ちょっと趣向を変えて、直近一週間以内の公演の中で、気になる演奏会をブログで紹介しようと思います。

クラシックの演奏会で売り切れになるのは、海外招聘アーティストと一部の国内の演奏家のみ。当日会場にふらりと出かければ、たいてい聴くことができます。実は、そんな演奏会にこそ、「当たり」が隠れていたりするもの。

数ヶ月前にチケットを予約してガッカリした演奏会は気持ちの持って行き場がないですが、ふと思いつきで出かけたものが想像以上だとずっと心に残ったりしますよ。

なわけで、今週はこの演奏会に注目。

今に響く12世紀修道女の祈りと神秘の声
聖ヒルデガルトと中世の音楽

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最も初期の女性作曲家の一人 ドイツ薬草学の祖、女預言者、神学者、劇作家、伝記作家、言語学者。マルチな才能を発揮した天才修道女ヒルデガルト・フォン・ビンゲンと中世の音楽を中世の珍しい楽器と共に。

出演/佐藤裕希恵(ソプラノ&クラヴィシンバルム)、田村幸代(ソプラノ)、上田美佐子(中世フィドル)、菅沼起一(リコーダー)
プログラム/
カンティガ:聖母マリアの名によって
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:一人の女性が死を招き
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:万歳、慈悲深く栄誉に満ちた純潔の乙女よ
ギョーム・ド・マショー:あらゆる花々のうち 他

日時/8月21日(金) 13:30開演(13:00開場)
場所/宗次ホール(愛知県・名古屋市)
チケット/2000円(自由席) チケットぴあ予約ページ
問い合わせ/052-265-1718(宗次ホールチケットセンター)

公演詳細はこちら

【鍵盤うさぎの視点】
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンは、ドイツ薬草学の祖といわれている女性。中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長。実はお恥ずかしながら、作曲家でもあったことは知りませんでした。最近、彼女の音楽は注目されて、CDも数々リリースされています。生の歌声でぜひ触れてみたい。


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